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離婚につきまとう法律の知識

法的に明白にすべき3つの問題

離婚がもめるのは、離婚についてまわる様々な条件にどちらかが合意できないからです。離婚のトラブルを大別すると、3つの問題が見えてきます。これらはすべて法律と深くかかわっています。
(1)金銭問題(財産分与、慰謝料、ローンや借金の扱いなど)
金銭問題で最ももめるのが、婚姻期間中に二人で協力して築いた財産の分与です。具体的には、土地、マンション、持ち家などの不動産、証券、預貯金、保険、家具、車、高価な家電や洋服、貴金属、ペットなどです。一方、ローンや借金など「マイナスの共有財産」も分与の対象になります。ローンが残っている持ち家の毎月の返済はどちらが支払うのか、どちらの名義にするのか、あるいは売却するのかといったことも、厄介な問題のひとつです。
(2)子供の問題(どちらが親権を持つか、どちらが引き取って育てるか、養育費の支払い、面接交渉権など)
子供を引き取って育てる親を「監護親」、離れて暮らす親を「非監護親」と呼び、後者が監護親に対して支払う、子供の成長に必要な費用を「養育費」と呼びます。トラブルが多いのが養育費の支払いです。
(3)戸籍と姓の問題 自分の戸籍と姓、子供の戸籍と姓
戸籍筆頭者は離婚してもそのまま現在の戸籍に残りますが、筆頭者でないほうは除籍されます。除籍された人は結婚前の戸籍に戻るか、自分の新しい戸籍をつくるかを選択できます。