近頃は、離婚経験者が自らの体験をまとめた本を出版したり、ブログで離婚体験を公開したりするケースが増えています。それらの内容は赤裸々であるだけに説得力にあふれています。
夫婦・家族問題問題のコンサルティングを営む「東京家族ラボ」(http://www.ikeuchi.com/)を主宰する池内ひろ美さんは、自著『リストラ離婚』で「離婚は既婚女性が自分の人生を再構築するための選択肢」と位置づけ、離婚をバネにした前向きな生き方を説いています。「離婚したからといってそこで人生が終わるわけでもない。そこから先をいかに生きるかで、自分の人生に対する勝ち負けが決まるのだ」というメッセージに励まれた読者も多いことでしょう。
離婚をバネにして前向きに生きる人に共通する考え方は、離婚につきまとうマイナス要素を認めたうえで、プラスに転じるエネルギーにあふれていることです。あるいは、そもそも離婚をマイナスと受け止めていないようにも見受けられます。要約すると、精神的にタフで離婚後の人生に明確な目標を掲げていることが特徴といえるでしょう。離婚後に事業を立ち上げ、成功した女性起業家が多いのは、彼女たちが潜在的に優れていたことも確かですが、離婚によって迷いがなくなったことが事業の成功を後押ししたようです。これも離婚のメリットといえるかもしれません。
